2024年9月13日~9月16日に大阪城公園で開催されている「テレビ大阪YATAIフェス!2024」。
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Visa、テレビ大阪YATAIフェス!2024に協賛し「Visaでタッチ」専用レーンで最大30%キャッシュバック キャンペーン実施
Visaは、2024年9月13日~9月16日まで、「テレビ大阪YATAIフェス!2024」に協賛すると発表した。 テレビ大阪YATAIフェス!2024の期間中は、全国各地からおいしいグルメが大阪城公園 ...
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約50の屋台が出店しており、事前に「Visa割」に登録したカードでタッチ決済を利用すると、最大30%キャッシュバックのキャンペーンも実施する。上限は1枚のVisaカードにつき500円まで。
このフェスでは、50店舗に「Visaでタッチ」キャンペーン専用レーンが設けられている。
「Visaでタッチ」専用レーンは、Visaのタッチ決済を利用する場合の専用レーンで、このレーンを利用すると、「Tapion」での決済となる。
「Tapion」は専用端末不要でAndroid端末を決済端末にする「Tap to Phone」サービスだ。NFC対応のAndroid端末にアプリをインストールすると決済端末として利用できるようになる。
専用レーンを利用すると、Tap to Phoneでの決済となり、手持ちのVisaカードやApple Pay/Google Payに登録したVisaカードを相手のAndroid端末に近づけるだけで決済が完了する。
Android端末を持っている場合は、新たに決済端末を購入する必要もなく、導入コストが安いのがメリットだ。
Squareの「Tap to Pay on iPhone」、三井住友カードやGMOフィナンシャルゲートなどの「stera tap」などもある。
屋台でタッチ決済ができるのは便利だが、店舗側としてはコード決済と比べるとどうだろうか。
コード決済の場合、ユーザー側がコードを読み取り、金額を入力。決済完了を目視するだけとなり、店舗側は調理に集中できる。
一方、Tap to Phoneの場合は、店舗側が金額を入力し、ユーザーのカードやスマホなどを読み取る。調理のための手袋をはずすなどを考えると、コード決済の方が店舗負担(金銭的な負担ではない)はないと考えていた。
今回、メディア向けに取材会が開催され、Tapionを提供するフライトソリューションズ 代表取締役 片山氏、Visa コンシューマーソリューションズ部長 寺尾氏に話を聞くと、コード決済でも決済の確認などに手間がかかるため、タッチの方が有利だと感じているとのことだ。
Tap to Phoneもユーザー側アクションから決済できる機能を追加すれば、優位性はあると思うが、ユーザー側がカードの場合はユーザー側のアクションで決済は難しい。
どちらが店舗側にとって優れているのかは、今後の普及結果でわかっていくことだと思うが、タッチ決済をもっと前から普及させていれば、ここまでコード決済が普及していなかったかもしれない。
なお、メディア発表会後の日は非常に暑く、開場で飲み物をApple Payで購入。Apple Payで認証しておけば、端末にTapionをかざして決済完了。
フライトソリューションズの片山氏によると、カードよりもスマホの方が離れていても決済できるとのこと。デバイス間で探すような機能が設けられているらしい。
なお、「Visa割」に登録したVisaカードを利用すれば30%キャッシュバックとなり、半日程度たったがキャッシュバックに出てきていない。
タイミングを調べてみると、「Visa割」に登録していると「利用確認メール」「キャッシュバック額お知らせメール」が登録したメールアドレスに届くとある。リアルタイムなのか、後日なのかは登録ミスという事もあるのかもしれない。番号が間違ってないか、再度登録してみたが、「既に登録済みのカード」とメッセージが表示されたため、進展があり次第報告したい。