【環境保護のためクレカ】利用金額の一部が自動寄付できる社会貢献クレカを7枚紹介!(菊地崇仁)

クレジットカード特集 コラム

【環境保護のためクレカ】利用金額の一部が自動寄付できる社会貢献クレカを8枚紹介!(菊地崇仁)

社会貢献クレカとは、利用した金額の一部が自動的に特定団体に寄付されるカードだ。

社会貢献クレカの仕組み

社会貢献クレカの仕組み

毎年○円を自動的に寄付する、と言う事ではなく、利用金額の一部が自動的にカード会社から特定団体に寄付されるため、利用者負担はない。

社会貢献カード第4弾の今回は、環境保護のための社会貢献クレカを8枚紹介する。(第1弾「病気の撲滅や病気の人を支援するためクレカ」、第2弾「障がい者を支援する社会貢献クレカ」、第3弾「動物を守るためクレカ」)。

Love Green JCBカード

Love Green JCBカード

Love Green JCBカード

Love Green JCBカードの年会費は一般カードが1375円(税込み)、ゴールドカードが1万1000円(税込み)だ。国際ブランドはJCBのみ。利用金額の一部が「公益財団法人オイスカ」に自動寄付。寄付率は公表されていない。

公益財団法人オイスカとは

公益財団法人オイスカ(以下、オイスカ)は、1969年にオイスカ・インターナショナルの基本理念を具体的な活動によって推進する機関として生まれ、主にアジア・太平洋地域で農村開発や環境保全活動を展開しています。特に、人材育成に力を入れ、各国の青年が地域のリーダーとなれるよう研修を行っています。オイスカの研修を修了した各国の青年は、それぞれの国で農村開発に取り組んでいます。国内では、農林業体験やセミナー開催などを通しての啓発活動や、植林および森林整備による環境保全活動を展開しています。

寄付の使い道

オイスカが海外で植林活動を始めたのは1980年のこと。森林の減少による水不足などが農業へも影響を及ぼすようになったため、地域住民が将来にわたり、その地で農業を続けられるよう山での植林をスタートさせました。

日本国内でも1990年代から、環境保全の一環としての森づくり活動が増加。北海道から沖縄まで、オイスカ支部などの地方組織が中心となり、地域に根ざした取り組みを続けています。

地球にやさしいカード

地球にやさしいカード

地球にやさしいカード

地球にやさしいカードの年会費は1375円(税込み)、国際ブランドはVisaのみ。利用金額の0.5%相当額が「緑の地球防衛基金」に自動寄付される。

緑の地球防衛基金とは

世界中で進む森林破壊や砂漠化に対し、地球上の緑の保全・再生を図るべく、元環境庁長官大石武一氏が中心となり、国会議員、学者、記者、市民団体、自然保護団体幹部らにより設立されました。

寄付の使い道

各保護・研究団体に寄付され、環境保護活動に役立てられます。毎年6月~7月ごろ、各環境団体の活動内容を報告します。

ジャックスecoカード

ジャックスecoカード

ジャックスecoカード

ジャックスecoカードの年会費は初年度無料、2年目以降1375円(税込み)、国際ブランドはMastercardのみ。入会当初3か月間でカード利用額が8万円に達すると森林再生が必要な土地に苗木が1本植えられ、「環境リレーションズ研究所」が管理・育成する。

PresentTreeとは

「贈り物に樹を植えよう!」と呼びかけて、都市部の人達が、全国に拡がる放置された森や、災害に遭った森、ゴルフ場や牧場が破綻した跡地など、樹を植える必要のある場所に、自分や大切な人のために樹を植えて、地元と共にその後10年間育てていくというプロジェクトです。

寄付の使い道

条件達成後、森林再生が必要な土地に苗木が1本植えられます。植栽後は委託先の認定NPO法人 環境リレーションズ研究所が管理育成を行います。

MOTTAINAIカード

MOTTAINAIカード

MOTTAINAIカード

MOTTAINAIカードの年会費は初年度無料、2年目以降は1375円(税込み)、国際ブランドはMastercardのみ。利用金額の0.5%相当額が「MOTTAINAIキャンペーン」に自動寄付。

MOTTAINAIキャンペーンとは

「MOTTAINAI」キャンペーンは、ケニア出身の女性環境保護活動家で、2004年にノーベル平和賞を受賞した故ワンガリ・マータイさんが提唱する環境キャンペーンです。
ごみ減量(Reduce)、再利用(Reuse)、再資源化(Recycle)という環境の3Rを柱に、温室効果ガス排出の抑制や環境破壊の防止を呼びかける活動をしています。

寄付の使い道

アフリカ大陸全土で植林運動を行っています。

屋久島JCBカード

屋久島JCBカード

屋久島JCBカード

屋久島JCBカードの年会費は1375円(税込み)、国際ブランドはJCBのみ。利用金額の一部が「屋久島環境文化財団」に自動寄付。寄付率は公表されていない。

屋久島環境文化財団とは

1993年12月に、日本初の世界自然遺産として登録された屋久島には、人類共有の財産として未来に引き継ぐべき豊かな自然が息づいています。
屋久島環境文化財団は、この屋久島の優れた自然を守り、自然と共生する新しい地域づくりを進めるための各種事業を実施しています。

寄付の使い道

屋久島の自然を守るための活動資金として寄付されます。

沖縄美ら島JCBカード

沖縄美ら島JCBカード

沖縄美ら島JCBカード

沖縄美ら島JCBカードの年会費は初年度無料、2年目以降は1375円(税込み)、国際ブランドはJCBのみ。一定条件を満たすと、次年度の年会費も無料。

利用金額の一部が沖縄の自然や文化の保全活動に役立てられる。

寄付の使い道

沖縄の各地域で行われている自然や文化の保全活動に寄付します。

ハイサイ探偵団 エポスカード

ハイサイ探偵団 エポスカード

ハイサイ探偵団 エポスカード

ハイサイ探偵団 エポスカードの年会費は無料、国際ブランドはvisaのみ。利用金額の一部が沖縄の環境保護支援活動に役立てられる。

寄付の使い道

ハイサイ探偵団主催のクリーンビーチ活動等の資金として活用させていただきます。
クリーンビーチ活動等が実施されなかった場合、ハイサイ探偵団から一般財団法人 沖縄美ら島財団へ寄付金をお渡しします。

みんな電力エポスカード

みんな電力エポスカード

みんな電力エポスカード

みんな電力エポスカードの年会費は無料、国際ブランドはvisaのみ。新規入会時に1000円が発電所に寄付され、利用金額の一部が再生可能エネルギーの発電所維持・開発に使われる。

寄付の使い道

みんな電力が契約している発電所へ寄付され再生可能エネルギーの発展につかわれます。


社会貢献クレカは、これまで紹介した病気の撲滅や病気の人を支援するクレカ、障がい者支援クレカなど、さまざま存在する。

次回以降もいくつかのテーマに沿った社会貢献クレカを紹介したい。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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