クレジットカード特集 コラム

株価下落+円高でクレカ積立はどうなった? 筆者のクレカ積立評価額を公開!(菊地崇仁)

先日、クレカ積立は株価下落中も継続するのがおすすめと書いた。

クレカ積立は株価下落中も継続がおすすめ! その理由とは? リーマンショックでも積み立て継続で投資額が約2倍に(菊地崇仁)

2024年に新NISAが開始し、投資熱も加熱していたが、2024年7月11日をピークに日経平均株価が下落している。特に8月5日は、前週末比4451円28銭(12.4%)安の3万1458円42銭で取引を ...

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今回は株価下落中でも続けている筆者のクレカ積立状況を紹介したい。

以下が筆者のクレカ積立状況となるが、現時点では全てのクレカ積立でプラスとなる。

2024年8月14日時点でのクレカ積立評価額

2024年8月14日時点でのクレカ積立評価額

注目したいのは2つあり、1つ目はPayPay証券+PayPayカード ゴールドのクレカ積立だ。PayPayカードでのクレカ積立の開始は2023年10月15日と比較的遅い。また、月10万円までPayPayポイントの対象になったのが2024年5月以降。そのため、株価が高い時期にクレカ積立を開始+10万円の変更となり、株安+円高によるダメージが大きかった。

PayPayのクレカ積立などでたまるPayPayポイントの獲得上限引き上げ 月10万円まで0.7%に
PayPayのクレカ積立などでたまるPayPayポイントの獲得上限引き上げ 月10万円まで0.7%に

PayPay証券でのクレカ積立などでたまる「PayPay資産運用つみたて還元プログラム」で獲得できるPayPayポイントの上限が2024年5月以降に10万円まで0.7%にアップする。 これまで、Pay ...

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2つ目は、かなり前から積み立てを開始しているtsumiki証券(2018年開始)やセゾンポケット(2019年開始)だ。株が下がり、円高に振れたとしても、それよりも安い時期、円高の時期に積み立てを継続していたため、この状況でも100万円以上のプラスとなっている。

エポスカードで投資信託を購入できる「tsumiki証券」がサービスを開始

丸井グループの子会社で積立投資専門の「tsumiki証券」は、2018年8月31日(金)よりサービスを開始した。 丸井グループの発行するエポスカードの1回払いで「つみたてNISA」対象の投資信託を購入 ...

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セゾンカードで積立投資できる「セゾンポケット」を使ってみた! 口座開設から実際の積立設定まで解説!

2019年11月12日(火)に開始したのがクレディセゾンの「セゾンポケット」だ。セゾンポケットはセゾンカードやUCカードで積立投資できるサービスとなる。 tsumiki証券や楽天証券と同じようにクレジ ...

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長い時期実施していたのは、楽天証券、SBI証券も同じだが、SBI証券は積み立てをNISA口座に変更したり、楽天証券の一部をSBI証券に移管したりしたため、実際はもっと多くの含み益となっているが、正確に出すのが難しく、現在のクレカ積立のみのデータとした。

今後も松井証券+JCBカードのクレカ積立サービスが開始する予定となっているが、株が下がったとしても、積み立てを継続すれば比較的リスクが少なく投資する事はできる。

筆者はファイナンシャルプランナーでもなく、投資については専門家でもないが、実際のクレカ積立状況を公開することで、株価が不安定な状況での積立投資状況をわかってもらえたのではないだろうか。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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