クレジットカード特集 コラム

SAISON CARD Digitalで0秒審査を確認してみた! 1枚目は2時間程度、2枚目は1分で発行完了! 今後BNPLなどはどうなる?(菊地崇仁)

2024年7月31日より、SAISON CARD Digitalの0秒審査サービスが開始した。

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たまたまSAISON CARD Digital (American Express)を申し込んだ直後に発表があったのだが、その時は9時16分に申し込み受け付け番号のメール、11時10分にサービス利用手続きのメールが届き、約2時間程度審査がかかった。

数日後に、再度SAISON CARD Digital(Mastercard)を申し込む。10時54分に申し込み受け付け番号のメールが届き、10時55分にサービス利用手続きのメールが届いたため、おそらく0秒審査で1分で発行完了だろう。

Netアンサーの手続きを行うと、Apple Payに登録して実店舗で利用したり、カード番号を確認すればおオンラインで利用することもできる。

慣れていれば、SAISON CARD Digitalを申し込んでから実際にカード情報を確認するまでは5分程度で利用できるようになるだろう。

クレカは申し込んでから審査に時間がかかり、実際に手元にカードが届くまでには3週間程度必要だった。

それが、技術の進化により、審査がかなり早くなり、カード番号を数分で発行できるようになる。アプリでカード番号を確認できれば、すぐにオンラインで利用可能だ。さらに、Apple PayやGoogle Payに登録する事で、実加盟店での決済に利用する事もできるようになった。

クレカが申し込み後、すぐに使えるようになると、BNPLやブランドプリカである理由がなくなりつつある。

しかし、クレカの発行年齢は18歳以上などの条件があるため、BNPLやブランドプリカが完全になくなるわけではない。それでも、BNPLやブランドプリカにとっては、審査時間の短縮やカード番号をすぐに発番できる機能は脅威だろう。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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