筆者はさまざまなクレカ特典やキャンペーンなどを利用しているが、少し変わったキャンペーンが2024年7月1日~7月31日までに三井住友カードで実施中だ。
三井住友カードの対象カードをApple Payに登録すると、カードデザインを変更できるキャンペーンとなる。
通常、クレカなどをApple Payに登録すると、保有しているクレカの券面か、デザイン券面の場合はデフォルト券面が表示される場合が多い。
例えば、先日申し込んだ「イオンカード(WAON一体型/ミッキーマウス デザイン)」をApple Payに登録すると、ミッキーマウスデザインは反映せず、「イオンカード(WAON一体型)」と同等の券面となる。
一方、「イオンカード(ミニオンズ)」の場合は券面デザインそのままが表示されるなど、デザインの版権などもあるのだろう。
このApple Payに表示されるデザインは、おそらく登録するカードのBIN番号に対して決まったデザインが自動的に追加されるのだが、このデフォルトで表示されるデザインを変更できるキャンペーンが実施中となる。
変更できるデザインは「ハローキティ」と「ビバすけ」の2種類。
「ハローキティ」は、さらに「レッドデザイン」「ブルーデザイン」「ストライプデザイン」「ドットデザイン」の4種類から選ぶことができ、「ビバすけ」は「お散歩デザイン」「BIGデザイン」「お昼寝デザイン」の3種類から選ぶことが可能。なお、「ハローキティ」デザインへの変更は300円(税込み)、「ビバすけ」デザインへの変更は無料だ。
「ビバすけ」のほか、「ハローキティ」デザインが販売となったのは、SMBCファイナンスサービスと三井住友カードが2024年4月に合併したためではないだろうか。
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せっかくなので、Apple Payのデザインを「ハローキティ」の「ドットデザイン」に変更してみることにした。
対象の三井住友カードはVisaブランドのカードのみ。Mastercardブランドは対象外のため、三井住友カードのVisaブランドカード「三井住友カードVISA(SMBC)」を登録し、このデザインを変更する。
なお、Apple Payに登録できる枚数が増えたため、厳選して登録しなくても良くなっている。このようなキャンペーンのためにApple Payに登録するのもそれほど気にならない。
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Vpassにログイン後、上部のカードを「三井住友カード SMBC」に変更。キャンペーンページからデザイン切り替えのページを選択する。
「ドットデザイン」の下にある「申し込む」ボタンをタップし、追加したいデザインなどのアンケートを回答して「申し込む」ボタンをタップ。「操作中のカード」が対象のカードになっていることを確認しよう。
最後に「決定する」ボタンをタップすると申し込み完了だ。
申し込み後、即時反映せず、2024年9月中旬ごろに自動的に切り替わるとのこと。
なお、注意点としては、Apple Payからカードを削除した場合やApple Payへの設定を削除して再設定した場合などは、元のデザインに戻る。元のデザインから購入したデザインへの変更はできない。
「きせかえ」はPayPayでも利用でき、意外と有料デザインに切り替える人も多いとか。
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おそらく、今回はキャンペーンで実施したが、申し込みが多ければ、「きせかえ機能」で収益化と言う事もあるかもしれない。