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もし「PayPayカード プラチナ」が誕生したら? 券面イメージを作ってみた! 付帯しそうな特典などは?(菊地崇仁)

先日、「dカード PLATINUM」が誕生した場合の特典や券面のイメージを紹介した。1週間以上も人気記事上位を維持しており、気になっている人も多いのだろう。

dカード プラチナが誕生したらどんな特典が付帯する? dカード プラチナの年会費は?(菊地崇仁)
dカード PLATINUMが誕生したらどんな特典が付帯する? dカード PLATINUMの年会費は?(菊地崇仁)

先日、ドコモが「dカード プラチナ」を発行すると日経クロステックの記事を見かけた。記事によると、2024年7月5日にドコモの前田社長の取材時に発言したとのことで、2024年秋ごろに追加する予定とのこと ...

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「dカード PLATINUM」が誕生すると、おそらくau PAYカードやPayPayカードも追従するはずだ。そうなると「au PAYカード プラチナカード」や「PayPayカード プラチナ」も誕生する。

もし、「PayPayカード プラチナ」が誕生した場合に、どんな券面になるのか、どんな特典になるのかを想像してみた。

なお、「PayPayカード プラチナ」に関する発表はない。この記事は筆者の勝手な妄想であることに注意してほしい。

PayPayカード プラチナの券面やPayPayの画面を考える

一般的にプラチナカードの券面は黒かシルバーの場合が多い。PayPayカードの券面は黒のため、同じ黒でも少しラメっぽい黒になるか、シルバーっぽくなるかのどちらかだろう。

例えば、年会費無料のOrico Card THE POINTの券面は黒で、年会費2万370円(税込み)のOrico Card THE PLATINUMの券面は黒+シルバー。

(左)Orico Card THE POINTと(右)Orico Card THE PLATINUM

(左)Orico Card THE POINTと(右)Orico Card THE PLATINUM

「PayPayカード プラチナ」の場合は、このタイプではなく、アメックスやセゾンアメックスのプラチナカードのタイプを予想した。

(左)セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードと(右)プラチナ・カード

(左)セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードと(右)プラチナ・カード

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードやセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードなどはゴールド券面。プラチナカードはシルバー券面となるため、PayPayカード プラチナが誕生した場合は、シルバー券面と予想してみる。

PayPayカード プラチナのイメージ図

PayPayカード プラチナのイメージ図

年会費は楽天ブラックカードやOliveフレキシブルペイ プラチナプリファードと同等の3万3000円(税込み)程度と予想。金属カード(メタル製カード)にしても面白い。

プラチナカードは一般的なカードよりも高級感があるため、提示した時の自己満足感が高い特にメタル製カードの場合は提示したいためにカードを使う頻度も高くなる

PayPayの特徴はやはりアプリでのコード決済サービスだ。カード以上にPayPayアプリを充実させるはずであり、「PayPayカード プラチナ」をPayPayにひも付けた場合、PayPay画面自体もプラチナカード仕様にすることもありそうだ。

PayPayにPayPayカード プラチナをひも付けた場合のイメージ図

PayPayにPayPayカード プラチナをひも付けた場合のイメージ図

PayPay画面を提示するときに、人と違う画面を提示できれば自己満足度も高くなる。「メタルPayPay」や「ブラックPayPay」などができれば話題性もある。

決済音の「ペイペイ♪」がそのままだと高級感がないため、決済の声を変えるなども良いだろう。

PayPayの急拡大は「ペイペイッ♪」の決済音の影響も大きかった?
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PayPayカード プラチナやPayPayの特典を考える

PayPayカード ゴールドは、他社よりも還元率の高い1.5%還元を提供しており、PayPayカード プラチナが以前の超高還元率カードで提供されていた1.75~2%程度までアップすればインパクトも大きいだろう。

LINE・Yahoo!・PayPayの「LYP」も強化し、LINEの場合は「LINEスタンプ プレミアム」のデラックスコース、Yahoo!ショッピングの場合は「毎日7%たまる」をさらにポイントアップなどを追加。

ソフトバンクの料金をPayPayカード プラチナで支払うと、ペイトクの割引特典なども追加すると、グループサービス利用のメリットも高くなる。

現在実施中の「超PayPay祭」で「PayPayカード スクラッチくじ」は3等以上が確定するなども追加されそうな特典だろう。


クレカの場合、何かに特化していたほうがメディアでも紹介されやすく、他社のカードと同じような特典を並べても表で比較されるだけで、多くのカードに埋もれてしまう。

通常プラチナカードに付帯するコンシェルジュデスクやプライオリティ・パスの発行などを省いて、おトクに特化したプラチナカードなどでアピールした方が人気になるのではないだろうか。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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