クレジットカードによる投資信託の積み立てサービスは乱立しているが、クレジットカードで安定した運用できるサービスは少ない。
今のところ、PoolやIDAREが安定した運用ができるサービスとなるが、Poolはクレジットカードによる運用とはまた異なるサービスだ。
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Poolで投資が開始! Visaカードとして使えるのは運用中の金額も含まれる!? 使いこなすのは難しい
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IDAREはクレジットカードによる入金で、入金されている金額に対して年率2%のボーナスを獲得できるサービスとなり、筆者も1年ちょっと継続している。
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IDAREで1万円の積立を開始してみた! クレジットカードからの積立可能!
プリペイドカードのIDAREでは積立で月間残高の2%分のボーナスを獲得できるサービスが開始している。 ポイント投資やクレカ投資などと異なり、チャージ残高の月間保有残高に対して年率2%のボーナスを獲得で ...
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例えば、平均残高が10万円で、毎月1万円の積み立てをしている場合、10万円の2%で2,000円。12か月で割ると1か月166円分のボーナスとなる。ただし、1か月の入金額の20%までがボーナスの上限となるため、毎月1万円の積み立てをしている場合は1か月2,000円分のボーナスが上限だ。
なぜ年率2%のボーナスを獲得できるのか。IDAREの「よくある質問」に以下のように書かれている。
お客様が残高を決済に利用する際に当社が加盟店から得る決済手数料による収益に加え、余剰資金の一部を当社が併せ行う他事業で活用して得た収益を還元することで年率2%相当のボーナスを実現しています。
他事業についても記載があり、以下で活用されているようだ。
余剰資金の一部について、当社が営んでいる「Flex Capital」事業における法人向け融資に活用しております。
入金したチャージ残高はVisa加盟店で利用できるが、利用すると月額の平均残高は減るため、獲得できるボーナスも減ることになる。
では、どのくらいのボーナスを獲得できるのか。筆者がこれまで獲得したボーナスを紹介したい。
2023年5月に付与された月次ボーナスは248円、4月に付与された月次ボーナスは231円と、毎月安定したボーナスを獲得中だ。
年月 | ボーナス | 年月 | ボーナス | 年月 | ボーナス |
2022年3月 | 10円 | 2022年4月 | 26円 | 2022年5月 | 48円 |
2022年6月 | 65円 | 2022年7月 | 81円 | 2022年8月 | 98円 |
2022年9月 | 115円 | 2022年10月 | 131円 | 2022年11月 | 148円 |
2022年12月 | 165円 | 2023年1月 | 181円 | 2023年2月 | 198円 |
2023年3月 | 215円 | 2023年4月 | 231円 | 2023年5月 | 248円 |
これまで、残高を利用していないため、毎月ボーナスが増える一方だが、残高を利用すれば獲得できるボーナスは減る。
なお、IDAREを提供しているFivotは「前払式支払手段(第三者型)発行者」として登録されているため、資金の50%以上は供託されている。
ただし、全ての残高が保全されるわけではないため、ある程度の残高でVisaカードとして利用していくのがよさそうだ。