Oliveは全てのモードでカード番号が同じ! Vポイントアプリとポイント払いモードのカード番号は違うが支払い元は同じ!

クレジットカード特集 コラム デビット プリペイド

Oliveは全てのモードでカード番号が同じ! Vポイントアプリとポイント払いモードのカード番号は違うが支払い元は同じ!

Oliveでは、アプリでクレジット・デビット・プリペイドを切り替える事ができるサービスだ。カードも1枚となり、カード情報をそれぞれのモードで確認しても、全く同じカード番号となる。

カード番号を入力し、アプリでデビット、クレジットなど切り替えれば、同じカード情報でも支払いを変更できる。

Oliveのポイント払いモードはプリペイドであり、チャージ方法はVポイントアプリを利用する。このVポイントアプリは、別のアプリとなり、こちらのアプリでもVisaプリペイドカードとして利用することが可能。

Oliveのポイント払いとVポイントアプリでの利用は同じ残高を共有するのだが、別々のプリペイドカード番号で残高を使う仕組みだ。

Oliveフレキシブルペイのポイント払いモードとVポイントアプリでは1,556円と同じ残高になっている事を確認できる。

ポイント払いモードとVポイントアプリの残高は同じ

ポイント払いモードとVポイントアプリの残高は同じ

続いて、Vポイントアプリを500円利用してみた。Oliveフレキシブルペイのポイント払いモード残高も1,056円となり、同じ残高が共有されていることがわかる。

Vポイントアプリで500円を利用

Vポイントアプリで500円を利用

さらに、Oliveフレキシブルペイをポイント払いモードで400円を利用。Vポイントアプリの残高も656円となり、どちらを利用しても同じ残高から使われている事がわかる。

ポイント払いモードで400円を利用

ポイント払いモードで400円を利用

なかなか面白い仕組みだと思ったが、よく考えると三井住友カードでは同じ仕組みのプリペイドカードがあった。

三井住友カードには「かぞくのおさいふ」と言うプリペイドカードがあり、小学生以上の子どもにもVisaプリペイドを持たせることができ、送金や利用履歴などを管理することができる。本会員と家族会員で共通の残高を利用できる「共通のおさいふ」と、家族会員ごとの「個別のおさいふ」があり、共通のおさいふは夫婦で同じ残高を利用する場合などに利用可能だ。

三井住友カードの「かぞくのおさいふ」って何? 「かぞくのおさいふ」を徹底解説!

モバイルPASMOが始まったが家族のPASMOを管理するのは難しい 筆者には3人の子供がいるが、まだ全員小学生。小学生でも電車に乗車するために小児用PASMOは持たせているが、管理するのが大変だ。 小 ...

続きを見る

Oliveのポイント払いモードとVポイントアプリは別々のカード番号だが、共通の残高を使う点では「かぞくのおさいふ」と同じとなり、三井住友カードとしては新しい仕組みではなかったようだ。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
アバター画像

菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

-クレジットカード特集, コラム, デビット, プリペイド
-, , ,

© 2024 ポイ探ニュース