SBI証券ではSBI新生銀行との口座間で入出金を自動化する「SBI新生コネクト」を開始した。
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SBI新生銀行、SBI証券の自動入出金サービス「SBI新生コネクト」を開始 SBI新生コネクトの利用でダイヤモンドステージに
SBI新生銀行は、2023年4月3日(月)より、SBI証券の口座間で入出金を自動化するサービス「SBI新生コネクト」の提供を開始した。 新生銀行は、毎月エントリーし、対象の取引をすることで、Tポイント ...
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SBI証券で投資信託の定額金額を自動で証券口座に入金し、使っていない資金は自動でSBI新生銀行口座に出金される。
月末営業日時点でSBI新生コネクトを設定すると翌々月からSBI新生銀行のステップアッププログラムでダイヤモンドステージにアップ。4月中に設定した場合は6月以降にダイヤモンドステージとなる。
SBI新生銀行のステップアッププログラムは、スタンダード、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンドとあり、2022年5月以降シルバーとダイヤモンドが追加された。
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新生銀行、「新生ステップアッププログラム」をリニューアル 新生ダイヤモンドと新生シルバーを追加
新生銀行は、2022年5月1日(日)より、「新生ステップアッププログラム」をリニューアルする。 「新生ステップアッププログラム」は、新生銀行の取引実績などでステージが決まり、ステージに応じた特典を利用 ...
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ダイヤモンドステージの場合、2023年9月28日(木)まで円普通預金の金利が0.20%となり、誕生日月には3か月ものの定期預金金利が1.0%(500万円以上3,000万円まで)の特典や、他行宛振込手数料無料が月50回まで無料などの特典を利用できる。
早速、SBI新生コネクトの設定を行おうと思ったが、SBI新生銀行とSBI証券の連携は完了したが、SBI新生コネクトのサービスを申し込むとエラーとなる。
エラーとなる理由は住信SBIネット銀行との預かり金自動スイープサービスが有効になっているためだ。こちらを解除する必要がある。解除するには住信SBIネット銀行のwebサイトで休止の手続きが必要だ。
住信SBIネット銀行にログイン後、「口座情報・入出金」から「お客さま情報照会・変更」を選択。「SBI証券提携サービス」で「SBIハイブリッド預金」を「休止する」をクリック。これで休止が可能だ。
これでエラーは解消されるかと思ったが、すぐに解消はされなかった。数日後、住信SBIネット銀行から「口座解約のお知らせ」のメールが届いた。これで「SBIハイブリッド預金」の休止が行われたようだ。それでも「SBI新生コネクト」の申し込みはエラーとなる。
翌日、SBI新生コネクトのサービス申し込みを行うと、申し込み画面が表示された。
「SBI新生コネクト利用規約」「SBI新生コネクトに関する個人情報および非公開情報の提供に関する同意」を確認し、「上記の規約類を確認しました」にチェックを入れて「上記に同意して申し込む」ボタンをクリック。
「SBI新生コネクト」の自動入金に関する設定を行う。「投信積立自動入金」は「利用する」にチェック、「自動出金」も「利用する」にチェック。SBI証券には残す必要もないため「SBI証券留保額入力」は「0円」に設定。
「取引パスワード」を入力し「設定確認画面へ」ボタンをクリック。確認画面が表示されるため「設定変更」ボタンをクリック。これで設定が完了する。
注意事項を確認すると、自動出金の設定は、毎営業日15:00までの変更で翌営業日からとなるため、金曜日の設定のため自動出金は月曜日に確認できそうだ。
SBI証券からSBI新生銀行への自動出金確認やダイヤモンドステージの確認などができた時に紹介していく。
SBI新生銀行とSBI証券の連携強化によって、三井住友銀行とのOliveがどうなるのかは気になるところだ。SBI新生銀行グループにはクレジットカード会社のアプラスもあり、アプラスカードでの投信積立サービスの還元率アップやラグジュアリーカードでの投信積立サービスを開始するのかなど、グループ企業とのつながりにも注目したい。