三井住友銀行のOliveは、SBI証券との連携でポイントがアップするのが特徴だ。
特に、SBI証券と連携しない場合でも、三井住友カード プラチナプリファード+SBI証券の投信積立で5%のVポイントを獲得でき、対象のコンビニ・飲食店では最大5%、家族ポイントで最大+5%の特典は利用できる。
還元率 | |
対象のコンビニ・飲食店でタッチ決済を利用 | 最大5% |
家族ポイント登録で対象のコンビニ・飲食店でタッチ決済を利用 | 最大+5% |
これに加えて、Oliveの場合「Vポイントアッププログラム」があり、SBI証券で対象のコンビニ・飲食店の最大+2%が追加される。
Olive独自の「Vポイントアッププログラム(SBI証券)」は以下の3つのポイントアップ特典がある。
1.当月の投資信託の買付が1回以上
対象のコンビニ・飲食店での当月のカード利用に対して+0.5%
2.当月の国内株式または米国株式の取引が1回以上
対象のコンビニ・飲食店での当月のカード利用に対して+0.5%
3.当月末のNISA/つみたてNISA口座の保有資産評価額が30万円以上
対象コンビニ・飲食店での当月のカード利用額1%(2023年12月末まで)
しかし、上記の3つの特典を受けるには、Oliveの設定で何をやればよいのかがわかりにくい。
まず、「SBI証券Vポイントサービス」の登録については、SBI証券から手続きが必要だ。ログイン後、「口座管理」から「お客さま情報設定・変更」を選択し、「ポイント・外部ID連携」から「ポイントサービス詳細はこちら」で連携できる。
これで「SBI証券Vポイントサービス」の登録はできたはずだ。
続いて、「SMBC IDに登録する」とあるが、Vpassも三井住友銀行アプリもSMBC IDは連携済みのため、このままでもよさそうだ。
上記の特典の"3"のみ三井住友カード・三井住友銀行仲介口座の条件があるため、SBI証券を三井住友カード仲介口座に変更する。
以前、高島屋の仲介口座から通常のSBI証券口座に戻したため、さらに三井住友カード仲介口座にする。
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高島屋の仲介口座から通常のSBI証券の口座にするには電話で依頼したが、通常のSBI証券の口座から三井住友カード仲介口座に変更するのはオンラインでできる。
三井住友カード仲介口座変更ページにアクセスし、同意チェック後に「三井住友カード仲介口座への変更のお申し込みへ進む」をクリック後、SBI証券にログイン。現在の仲介業者が「なし」になっており、変更後の仲介業者が「三井住友カード株式会社」になっている事を確認し、各種規約を確認後、「取引パスワード」を入力し、「上記に同意して続ける」をクリック。
確認画面が表示されるため「申込む」をクリックすると申し込みが完了する。
2~3日程度でSBI証券にログインすると、左上に「三井住友カード」のロゴが表示されており、これで三井住友カード仲介口座に変更された。
続いて、これまでPontaポイントをためる設定にしていたが、Vポイントをためる設定に変更する。
メインポイントの設定で「設定可能なポイント」のVポイントを「利用を開始する」をクリック。規約に同意し「取引パスワード」を入力後「同意して認証する」をクリック。
Vpassにログインし、ログインカードの変更で「Olive プラチナP」を選択後、「次へ進む」をクリック。サービスへの同意画面で「同意する」ボタンをクリックすると、Vポイントサービスが登録される。
最後に、クレジットカードを変更。現在は三井住友カード プラチナプリファードだったが、Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードへと変更。一度クレジットカードによる投資信託の積み立てを解除し、登録済みのクレジットカードを削除する。続いて、クレジットカードを登録ページからOliveフレキシブルペイ プラチナプリファードを登録。
再度投資信託の積み立てを設定することで、三井住友カード プラチナプリファードからOliveフレキシブルペイ プラチナプリファードに変更できる。
「SBI証券Vポイントサービス」の条件は、全て当月のカード利用に対してとあるため2023年3月分からポイントアップは確認できるのではないだろうか。筆者は上記の"1"と"3"の条件は満たしているため、1.5%還元の上乗せになるはずだ。
セブン-イレブンなどの対象加盟店で利用して、ポイントアップがあるかどうかを確認したい。