dカードによる積み立て投資サービスが開始した。THEO+docomoかSMBC日興証券か、どちらかでの積み立て投資になると考えていたが、THEO+docomoでの積み立て投資サービスとなった。
-
THEO+docomoでdカードによるクレジットカード積立サービス「dカード積立」を開始 最大1%のdポイントを獲得可能
ドコモは、2022年9月21日(水)より、「THEO+docomo」で、dカードによるクレジットカード積み立て機能「dカード積立」を開始した。 お金のデザインが提供する「THEO+docomo」は、ロ ...
続きを見る
THEO+docomoをdカードで積み立てるサービス「dカード積立」では、dポイントクラブのランクに応じてdポイントを獲得できる。
dポイントクラブのランク | dカード GOLD | dカード | ||
通常 | キャンペーン中 | 通常 | キャンペーン中 | |
5つ星 | 1.0% | 2.0% | 0.1% | 0.3% |
4つ星 | 0.3% | 0.5% | ||
3つ星 | ||||
2つ星 | 0.1% | 0.3% | ||
1つ星 |
dカードの場合はdポイントクラブのランクに応じたポイント付与ではなく、どのランクでも0.1%、dカード GOLDの場合は1~2つ星は0.1%、3~4つ星は0.3%、5つ星は1.0%となり、5つ星でようやく1%還元だ。
dポイントクラブのランク | 3か月累計のdポイント獲得数 | dポイントカードの倍率 |
5つ星 | 5,000ポイント | 2.5倍 |
4つ星 | 1,500ポイント | 2.0倍 |
3つ星 | 600ポイント | 2.0倍 |
2つ星 | 100ポイント | 1.5倍 |
1つ星 | ─ | 1.0倍 |
既にdカード GOLDを保有している場合は悩む必要はないが、dカードからアップグレードするかどうかを考える人はdポイントクラブのランク履歴を確認するとよいだろう。
筆者は、ahamoに変えたタイミングでdカード GOLDからdカードにダウングレードし、それ以降のdポイントクラブのランクは2つ星が2回、3つ星が2回となっている。従って、筆者の場合はdカード GOLDに変更したとしても0.3%還元が最大だ。
5万円の積み立ての場合、3つ星でdカード GOLDとして獲得できるdポイントは150ポイント、2つ星でdカード GOLDとして獲得できるdポイントは50ポイントと、その差は100ポイント。年間1,200ポイントの差となるが、dカード GOLDの年会費11,000円(税込み)を考えるとdカード GOLDに再度アップグレードする必要はなさそうだ。
それでは、THEO+docomoのdカードでの積み立て設定をしてみよう。
THEO+docomoにログイン後「積立」のメニューを選択。新たに「積立設定(dカード)」があるためタブを選択。dカードの欄が「未設定」となっているため、同意にチェックを入れ「dカード積立を設定する」をクリック。
dカードのページが表示され、規約に同意後、dアカウントでログインする。dカードでの認証が通るとdカード積立額の設定ページが表示されるため、積立額を設定し、dカードのセキュリティーコードを入力後「設定する」をクリック。
dカードの認証が行われ、問題なければ積み立ての設定が完了する。
dカードでのスケジュールは、毎月16日にカード引き落としとなり、THEOへの入金が26日となるようだ。
THEO+docomoのdカード積み立ては、積立額に対して最大1%ではあるが、正直1%の条件はハードルが高いと感じる。WealthNavi for AEON CARDではイオンカードで0.5%のポイントがたまるが、4つ星以下の場合はWealthNavi for AEON CARDよりも還元率が悪くなり、後発サービスとしては残念な還元率と言えるだろう。