ドコモがポイント投資サービスを開始し、ポイントでの投資だけでなく、実際の投資でdポイントを獲得できるサービスも開始した。
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dポイント投資サービスを申し込んで見た 3営業日の運営結果は?
dポイント投資サービスが2018年5月16日(水)から開始した。早速、dポイントでの投資サービスを使ってみたので紹介したい。 まず、dポイントクラブアプリにログインする。ポイント投資がポイントを「ため ...
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サービス名は「THEO+ docomo」となり、「THEO+ JAL」などと仕組みは同じだ。THEO+ JALとTHEO+ docomoの違いは1万円毎に貯まるポイントの違いとなる。JALの場合はマイル、docomoの場合はdポイントだ。
THEO+ JAL | THEO+ docomo | |||
口座開設+1万円入金 | 50マイル | ─ | ||
毎月の資産1万円につき | 3000万円未満 | 0.5マイル | 1.5ポイント(ドコモ回線以外1ポイント) | |
3000万円を超えた部分 | 0.25マイル | 0.75ポイント(ドコモ回線以外0.5ポイント) | ||
キャンペーン | 国内線(12月31日まで) | 500マイル | ─ | |
国際線(12月31日まで、国内線は付与なし) | 1,000マイル | |||
初回積立(7月15日まで) | 1万円以上、3万円未満 | ─ | 200ポイント | |
3万円以上、5万円未満 | 500ポイント | |||
5万円以上、10万円未満 | 1,000ポイント | |||
10万円以上 | 2,000ポイント |
例えば、100万円を運用し、ずっと金額が変わらない場合は初回50マイル、1年後には650マイル獲得可能だ。一方、dポイントの場合は、初回のポイントがなく、積立運用も設定しなかった場合は、1年後に1,800 dポイントの獲得となる。
THEO+ JALのサイトとTHEO+ docomoのサイトで、1年後の獲得できるマイルやポイントが同じくらいの1,800ポイント(マイル)となっているのは、THEO+ docomoは100万円運用した場合、THEO+ JALは300万円運用した場合と元金が異なるため同じような数字に見えているだけだ。
dポイントをJALのマイルに交換する場合は5,000 dポイントが2,500マイルとなるため、キャンペーンでの搭乗マイルを考えなければTHEO+ docomoの方が獲得マイル数は多くなるだろう。
ただし、THEO+ docomoで獲得できるポイントが期間・用途限定のdポイントであったらマイルへの交換ができないため、ドコモに確認したところ、THEO+ docomoで付与するdポイントは通常ポイントであるとの回答だった。安心してTHEO+ docomoの口座を開設しよう。
まず、THEO+ docomoのサイトにアクセスし、「無料でTHEO+ docomoを体験」をクリック。年齢、年収、毎月の貯金額、金融資産、THEOを始める時の金額を入力し、「結果を見る」をクリックする。グラフなどが表示されるため「次へ」をクリック。
「THEOにおまかせ」のまま「次へ」をクリック。もちろん自分で設定したとしてもリバランスなどは行ってくれる。
「THEO+ docomo」の場合は、dアカウントでの会員登録が可能だ。dアカウントで会員登録をクリックし、dアカウントのIDとパスワードを入力。
ログインするとTHEOのアカウントは完了する。その後、証券口座種別の選択や特定口座の選択、個人情報保護方針の確認などがあり、マイナンバーのアップロード画面が表示される。
筆者はマイナンバーカードを保有しているため、表と裏をカメラで撮影してアップロードすると口座開設が完了した。
口座開設完了後、住所確認のための書類が簡易書留で送られてくるので受け取ろう。受取後は特に手続き不要だ。
書類を受け取った翌営業日にログインすると、0円の状態で口座開設されていることが確認できた。
早速入金手続きを行う。「THEO口座へ入金してください」をクリックし、「クイック入金」を選択する。
クイック入金は「住信SBIネット銀行」と「じぶん銀行」があるため、10万円を住信SBIネット銀行経由で入金することにした。
「銀行サイトへ進む」ボタンをクリックすると、住信SBIネット銀行のログイン画面が表示される。
ログイン後は、支払内容を確認の上、取引パスワードと認証番号表から入力して処理を進める。
すぐに10万円が入金された。
入金した金額はすべて運用される。証券口座のように買付余力に反映し、その金額をどこで運用するかどうかと言う選択がなく、直後から全額運用開始となる。
今後、THEO+ docomoではdカードによるおつり投資、ドコモ口座からの入金サービスを7月から開始する予定となる。
筆者がTHEO+ docomoの口座開設したのは7月から開始するサービスに注目しているためだ。サービス開始後に注目理由を紹介したい。