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リクルートカードのモバイルSuicaチャージで3万円を超える分にもポイントを獲得する方法とは?

iPhone利用者であればモバイルSuicaの年会費は無料だ。このモバイルSuicaでのチャージは、Suicaアプリでクレジットカードを登録するとチャージが可能だが、クレジットカードによってはモバイルSuicaのチャージにはポイントがつかないように指定している場合もある。

そんなときに便利なのがKyashなどのVisaプリペイドカードとなる。

例えば、リクルートカード(Visa)をKyashに登録する。続いて、モバイルSuicaにKyashカードを登録。登録するにはアプリ下の「チケット購入 Suica管理」⇒「登録クレジットカード情報変更」をタップ。カード番号とカード有効期限を入力し、セキュリティコードを入力する。既にビューカードを登録し、オートチャージ設定していた場合は、オートチャージ設定を停止しなければならない。

モバイルSuicaにKyashカードを登録すると、Kyashから1円利用の通知がある。1円はカード情報確認のためであり、請求されるがKyash残高に+1円戻ってくるので安心しよう。次回Kyashを利用したときに、1円は自動的に消費される。

続いて、モバイルSuicaでクレジットチャージする。1万円チャージし、チャージ金額を使ったとしよう。また1万円チャージし、金額を使う。これを繰り返し4万円チャージした。なお、Kyashの上限として、1日3万円までの上限があるので、4万円をチャージするには最短で2日間必要となる。

リクルートカードは2018年4月16日(月)から3万円を超える電子マネーチャージについてはポイントを付与しなくなっている。しかし、Kyash経由の場合は、明細に上がってくるのはKyashとなり、電子マネーチャージとは判別ができなくなるはずだ。

リクルートカード、電子マネーチャージでのポイント付与を3万円までに設定

リクルートカードは、2018年4月16日(月)より、電子マネーチャージ分についてのポイント付与上限を設定する。 nanaco、モバイルSuica、楽天Edy、SMART ICOCAについては、毎月16 ...

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実際にリクルートカード(Visa)でチャージしたところ利用店名に「KYASH」と表示され、Kyashの明細に表示されているように「MOBILESUICA」を判別することができない。

nanacoチャージをした場合は以下のように「nanacoクレジットチャージ」となる。

モバイルSuicaにリクルートカードを登録した場合は「JR東日本モバイルSuica」だ。

それでは、リクルートカードでモバイルSuicaに4万円をKyash経由でチャージした場合、3万円を超える1万円分にもポイントがつくかを検証してみよう。

まず、リクルートカードの電子マネーチャージ3万円の月間集計期間は毎月16日~翌15日までとなるため、4万円をチャージするのは同じ期間になるようにした。今回は2万円ずつ5月22日と23日の2回に分けてチャージしている。

この利用金額に対してリクルートポイントがつくのは7月10日の支払日後だ。7月10日以降にリクルートポイントの獲得履歴を見ると、498ポイント獲得できている。

41,502円に対して1.2%のポイントを計算すると498ポイントとなる。つまり、モバイルSuicaチャージ全額に対してポイント付与されている事が確認ができた。

モバイルSuicaのチャージをKyashなどのVisaプリペイドカードを利用することで、電子マネーチャージ合計3万円を圧迫することがなくなるため、活用してみて欲しい。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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