コラム プラチナカード

三井住友のプラチナカード会員向けイベント『中国料理「唐宮」古樹茶と点心を味わうランチコース』に参加してきた

三井住友カードが発行するプラチナカード会員向けのイベント『ヒルトン東京お台場 中国料理「唐宮」古樹茶と点心を味わうランチコース』の予約をして行ってきたので紹介したい。

三井住友プラチナカード会員だけでなく、提携プラチナカード会員でも申し込むことができるイベントとなるが、三井住友プラチナカードでしか申し込めないイベントもある。筆者は、ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカードで申し込むことにした。

まず、2018年2月末にVpassのプラチナ会員向けサイトから申し込んだ。申込は抽選となるため、当選しなければ参加することができない。

料金は1人9,500円(税込・サービス料込み)、募集人数は25名となり、小学生以上で参加可能だ。特に子供料金はない。

当選発表は当選者のみ4月20日(金)までに連絡があると書かれていたが、4月20日(金)に電話がかかってきて、参加確認と苦手な食材、アレルギー、参加人数変更がないかを確認された。当日はスマートカジュアルとなり、イベントの撮影のために写真に映り込む可能性があることを伝えられる。

イベント内容としては「黄輝シェフに学ぶ点心作り(通訳付き)」「古樹茶3種を茶師の説明とともに試飲」「ホテル特製焼き菓子のお土産付き」となる。

案内状と地図が届き、当日は案内状とプラチナカードを持って行くことになる。

当日は、ヒルトン東京お台場の2階 中華料理「唐宮」に行き、名前を伝えるだけで案内された。

奥の部屋が会場となり、特に座席が決まっているわけではなさそうだ。全員そろってから人数を数えてみたが26名となっていた。2人での参加が多かったが、3人での参加が2組あったため定員より1名多くなったのだろう。

テーブルには当日の流れや、レシピなどが書かれた冊子が用意されている。また、ウェルカムドリンクのお茶が用意された。

黄シェフが登場し、材料がテーブルの上に用意された。作るのは、「パンダ饅頭」と「カニ焼売」の2品。左側の黄色い皮、真ん中のカニ、右側の左にあるのが焼売の材料となる。左側の黄色い下に白と黒の生地、右の皿にあるあんこがパンダ饅頭の材料だ。

手を洗い、アルコール消毒をして、ビニール手袋が渡される。このビニール手袋が邪魔で、なかなか思うように作業ができなかった。

最初に作るのがパンダ饅頭。饅頭の皮にあんこを入れて、丸く整える。続いて、耳を作成。接着面に水を付けて、軽く押すとくっつく。

同じように耳・口も用意してくっつけたのがこちら。自分で作っただけあり、愛着もわく。

パンダ饅頭は別の場所に置き、カニ焼売作り。皮が2枚あるため、1枚手に取り、具の半分を入れて形を整えていく。同じように作成して2つの焼売が完成。

蒸し器に入れて、最後にカニを乗せれば完成だ。パンダ饅頭が大変だったこともあり、焼売はあっという間にできた感じがした。

これで当日の半分のイベントが終わった。残りは、このパンダ饅頭とカニ焼売などを食べながら、古樹茶とのペアリングでコース料理をいただくイベントとなる。

会場が変わり、好きな席に着く。料理と一緒に古樹茶が運ばれ、最初は「ロンシュボール」。ウェルカムドリンクではアイスだったが、暖かい状態で飲み比べとなる。

ロンシュボールと一緒に提供された料理が「初夏を彩る冷製の盛り合わせ」。その後、「枝豆とツバメの巣のポタージュ」が提供された。

「本日の飲茶とアボカドの小籠包と揚げ北京ダック」と「ユウラク古樹プーアル生茶」が続く。この飲茶が、前半で作ったカニ焼売となる。

続いて、「アオリ烏賊と緑色野菜の翡翠炒め」と「ドアン古樹プーアル熟茶」、「蒸し鶏と翡翠そばの汁そば」が続いた。

最後に写真の「芳香小野菊」がデザートと一緒に提供される。

芳香小野菊はこの状態から、くるっとひっくり返して器に注ぐ。失敗するとこぼれてしまうので、茶器を取って、長い筒から注いだ方が良いかもしれない。

入っていた長細い筒の匂いを確認してくださいとのことだったが、正直何の香りかわからなかった。お茶を飲むときにパッションフルーツの香りを確認できた。

一緒に提供されたのが「メロン風味のココナッツミルク」となり、デザートの一部にパンダ饅頭が提供された。

食べた後は予約した際のクレジットカードで支払後、解散となる。最後に「お台バナナ」をお土産でもらう。

今回のイベントは約4時間ちょっと。お台バナナが2,160円(税込)となるため、イベント料としては7,340円(税込)だ。消費税やサービス料を考慮すると6,000円程度と言う事だろう。

ヒルトン東京お台場の唐宮でメニューを確認すると、様々なコースがあるが、「緑色野菜をふんだんに 新緑をイメージした爽やかな初夏のランチコース」が近いかもしれない。

このコースが6,000円(税抜・サービス料別)だが、料理以外にもパンダ饅頭・カニ焼売作り、古樹茶の詳しい説明などを考えると、イベント料金としてはおトクだろう。

筆者は中国茶は詳しくないが、中国茶が好きな人であれば安いイベントだと感じたのではないだろうか。

以前書いたように、年会費が5万円以上のプラチナカードは、このような会員向けのイベントが多く用意されている。

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気になるイベントがある場合は申し込んで見ると良いだろう。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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