2017年8月より楽天証券で楽天スーパーポイントを利用した投資信託の購入が可能となっている。早速、筆者も10月24日(火)より投資信託の購入を開始し、約6ヶ月運用してみたため、運用成績を紹介したい。
楽天証券で使えるポイントは通常ポイントのみ
まず、重要な点だが、楽天証券で使える楽天スーパーポイントは通常ポイントのみとなる。期間限定ポイントや他社から交換したポイントを利用することはできない。
従って、SPU(スーパーポイントアッププログラム)で+3倍など、ポイント明細で「期間限定」と表記のあるポイントについては楽天証券での投資信託購入に利用することはできないと言うことだ。
楽天スーパーポイントでの投資信託 運用成績
気になる運用成績を見てみよう。前回紹介したように、購入している投資信託は「楽天・全米株式インデックス・ファンド 」となる。まず、買付手数料が無料の「ノーロードファンド」であり、次に信託報酬が0.1296%(信託報酬を含むファンドの管理費用は0.2396%)と安い点だ。
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楽天スーパーポイントを使って投資信託を購入してみた 少額ポイントで投資可能
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「楽天・全米株式インデックス・ファンド 」を6ヶ月間追加で購入した一覧が以下となる。
日付 | 金額 | 単価 |
2017年10月24日 | 2,103ポイント | 10,183円 |
2017年11月07日 | 376ポイント | 10,301円 |
2017年11月15日 | 2,258ポイント | 10,224円 |
2017年11月17日 | 4,954ポイント | 10,218円 |
2017年11月28日 | 506ポイント | 10,121円 |
2017年12月15日 | 1,068ポイント | 10,426円 |
2017年12月20日 | 306ポイント | 10,601円 |
2018年1月17日 | 265ポイント | 10,711円 |
2018年2月21日 | 4,777ポイント | 10,223円 |
2018年3月14日 | 743ポイント | 10,364円 |
2018年3月23日 | 102ポイント | 9,773円 |
2018年4月17日 | 1,080ポイント | 10,099円 |
合計(平均) | 18,538ポイント | 10,236.33円 |
獲得するポイントは、毎月違うため、積立金額もバラバラだ。この状態での運用実績は以下のようになる。
結果は、+1円。微妙すぎてなんとも言えないが、一応プラスにはなっている。
期間限定ポイントも利用できるようになると、すぐに数万円を投資することもできるため、期間限定ポイントも投資できるようになるとありがたい。
通常ポイントを貯める テクニック
SPUの場合、楽天カードで+3倍(or +2倍)については期間限定ポイントとなる。また、5の倍数の日に貯まるポイントも期間限定ポイントだ。さらに、楽天ブックスを利用した場合の+1倍のポイントも期間限定ポイントとなる。
では、期間限定ポイント以外の楽天スーパーポイントをたくさん貯めるにはどうすれば良いだろうか。通常ポイントを多く獲得するには、ショップ独自で付けている○倍のポイントを狙うのがコツだ。例えば、ショップ独自でポイント5倍は、+4倍分も通常ポイントとなる。
これは、ANAマイラーにも活用できる方法となり、通常ポイントの場合はANAマイルにも交換できる。少し高くても10倍のポイントを選んでマイルに交換するという手もありだろう。