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JCBオリジナルシリーズに年会費無料で常時ポイント2倍のJCB CARD Wが登場

JCBが2017年10月24日(火)から新たに発行するのがJCBオリジナルシリーズの「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」だ。年会費が無料で、常にポイントが2倍となる。plus Lの"L"はLINDAのLとなる。JCBには女性向けカード「JCB LINDA」があり、このLINDAの機能が付いたカードというわけだ。ちなみに、女性向けカードと言っても男性でも申し込みできる。

JCB CARD Wの特徴は、18歳以上から39歳以下が申し込めるカードとなる。年齢制限のあるカードとしては、29歳以下が申し込めるJCB CARD EXTAGEがある。年会費が無料で、海外利用はポイントが2倍。国内利用は入会後3ヶ月間は3倍、4ヶ月目以降は1.5倍となっている。

大きな違いは、JCB CARD EXTAGEの場合は更新時に30歳以上になっている場合は、JCB一般カードへの切り替えとなる。しかし、JCB CARD Wの場合は、カード更新時に40歳を超えていたとしても、JCB CARD Wでそのまま更新が可能だ。つまり、40歳を過ぎても年会費無料でポイントが常時2倍となる。

JCB CARD W、
JCB CARD W plus L
JCB CARD EXTAGE
年会費 無料 無料
ポイント 国内 2倍 1.5倍(入会後3ヶ月間は3倍)
海外 2倍 2倍
JCB ORIGINAL SERIESパートナー
対象年齢 申込時 18歳~39歳 18歳~29歳
対象年齢以外での更新時 そのまま継続可 JCB一般カードに切り替え

年会費無料でポイント2倍となると、JCB EITも比較対象となるだろう。ただし、JCB EITの場合はリボ払い専用カードとなるため扱い方が難しい。しかし、JCB EITの場合は海外旅行保険が自動付帯という違いもある。

JCB CARD W、
JCB CARD W plus L
JCB EIT
年会費 無料 無料
ポイント 2倍 2倍
海外旅行傷害保険 利用付帯 自動付帯
支払い方法 1回、2回、ボーナス1回など リボ専用
JCB ORIGINAL SERIESパートナー ×
申込対象年齢 18歳~39歳 18歳以上

これだけ見ると、JCB CARD EXTAGE、JCB EITよりもJCB CARD Wの方が圧倒的に有利だろう。デメリットは何か。

JCB CARD Wの申込はオンラインのみとなる。また、明細も発行されないため、MyJCBで確認しなければならない。支払口座の指定もオンラインのみとなり、73行から選択できるが、対象銀行口座以外の場合は申込ができないことになる。

デザインは、JCBオリジナルシリーズのweb限定デザインと同じだ。上部のJCB ORIGINAL SERIESの箇所がJCB ORIGINAL SERIES / Wとなっている程度の違いとなる。JCB CARD WとJCB CARD W plus Lでデザインがそれぞれ1種類のみというのもデメリットと感じる人もいるかもしれない。JCB EITは6種類、JCB CARD EXTAGEは4種類から選択できるからだ。

■JCB EITのデザイン6種類

■JCB CARD EXTAGEのデザイン4種類

■JCB CARD W、JCB CARD W plus Lのデザイン

それでも、JCB CARD W、JCB CARD W plus Lは常にポイント2倍で年会費無料。かつJCB ORIGINAL SERIESパートナーの利用でポイントがアップするなど、特典は豊富だろう。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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