2017年9月25日(月)に突然始まった総務省の自治体ポイント。正直、記事を読んでも、サイトを見ても良くわからないので、実際にやってみることにした。
まず、元々自治体ポイントが始まることは知っていたためマイナンバーカードは保有している。続いて、自治体ポイントナビにアクセス。流れを見ると、マイナンバーカードを保有している場合は、「マイキーID」を作らなければならないらしい。マイキーIDとは、マイキープラットフォームにログインするIDとなり、これがなければ何も始まらない。
まず、マイキープラットフォームにアクセスし、「マイキーID作成・登録 準備ソフトのダウンロード」を行った。インストールし、「マイキーIDの作成・登録」にアクセス。
ブラウザで「Internet Explorer 11」が必要と言われるので、IE 11でアクセスすることに。ちなみにMicrosoft Edgeの場合は、右上の「…」をクリックし、「Internet Explorerで開く」を実行するとIEでのアクセスが可能だ。
IEでアクセスすると「公的個人認証サービスに対応しているICカードリーダライタをパソコンに接続後、マイナンバーカードをICカードリーダライタにセットしてください。」と一気にやる気が無くなるメッセージが表示される。ICカードリーダライタを持っていない場合は、先程インストールしたアプリなども不要だったということだ。
ICカードリーダライタを持っていない場合は、現在導入されている自治体の図書館などでマイキーIDを登録することができる。東京都の場合は、2017年9月25日(月)より、豊島区立中央図書館で登録できるとあるので行ってみることにした。
豊島区立中央図書館で、図書館カードを作成し、マイキーIDを作成したいと伝えると、担当者の方にバトンタッチ。
端末に案内され、そこにあったのは「パソリ」。「公的個人認証サービスに対応しているICカードリーダライタ」はパソリで良かったわけだ。筆者はパソリを保有しているため、これなら自宅でも登録できた事になる。
パソリにマイナンバーカードを顔写真を表にして設置し、「利用者証明用電子証明書パスワード入力」をクリックする。マイナンバーカードに設定した4桁のパスワードが聞かれるので思い出しておいたほうが良いだろう。
8桁でマイキーIDを英数字で入力する。英字は大文字となるので注意しよう。ログイン時は大文字小文字を区別するため、ログインできないという事になる。8桁をランダムで作成することも可能だが、やはり覚えやすいように自分で作成するほうが良いだろう。続いてパスワードを設定するが、6~16桁の英数記号が利用できる。マイキーIDとパスワードは、紙を渡されるので、控えておくことができる。
説明をしてもらいながら登録したが10分位で登録が完了。意外とあっさり登録できた。このマイキーIDとパスワードがあれば、リーダライタが無くてもマイキープラットフォームにログインできる。
続いて、図書館カードとマイナンバーカードを紐付ける作業が必要だが、こちらはやらなくても問題はない。
これで、ようやくマイルやクレジットカードなどのポイントを自治体ポイントに変更できるところまで終わった。マイナンバーカードを保有しておらず、パソリもない場合は、この時点で脱落するのではないだろうか。
次回は、マイキープラットフォームとマイルやポイントの連携、ポイント交換を紹介したい。