2016年12月20日(火)から、全国のファミリーマート、サークルKサンクスでQUICPay+での支払いが可能となった。また、2017年2月1日(水)から開始する「第68回さっぽろ雪まつり」でもQUICPay+の取扱を開始する。
年末からQUICPay+の取扱を開始というニュースが多くなっているが、そもそもQUICPay+を申し込もうと思っても申込ページは見当たらない。では、なぜ「QUICPay+に対応」しているのだろうか?
QUICPayとQUICPay+の違いとは?
まず、QUICPayとQUICPay+の違いは以下のようになる。
QUICPay | QUICPay+ | |
使えるカード | クレジットカード | クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード |
上限 | 2万円/回 | QUICPay+加盟店では上限なし(カード上限による) |
使える場所 | QUICPay加盟店 | クレジットカード:QUICPay加盟店、QUICPay+加盟店 それ以外:QUICPay+加盟店のみ |
QUICPay+はQUICPayの拡張版で、クレジットカードだけでなくデビットカードやプリペイドカードも利用できるのが特徴だ。また、1回の決済でも2万円以上の支払いも可能となっている。
実はApple PayはQUICPay+だった
QUICPayよりも便利なQUICPay+だが、申込ページも無いため、使える人はいないはずだ。そこで、JCBに確認した所、やはりQUICPay+の受付はまだ行っていないとのことだ。
では、なぜQUICPay+に対応しているのかを確認した所、Apple PayがQUICPay+となっているという事だった。
しかし、Apple PayにJCBカードなどを登録しても、QUICPay+のロゴではなく、QUICPayとなっている。
ただ、QUICPayのサイトでApple Payの説明部分を確認した所、「Apple PayにはQUICPayの機能を拡張したQUICPay+を搭載しています」と書かれていた。
従って、Apple PayをQUICPay+加盟店で利用すると、2万円以上の支払いもできるということになる。
コンビニエンスストアで2万円以上の支払いをすることは殆どないが、QUICPay+加盟店のヨドバシカメラや名鉄百貨店、ビックカメラ、コジマなど、百貨店や家電量販店では2万円を超える支払いもあるだろう。このような店舗では2万円以上の買い物時にもApple PayのQUICPayで支払うことが可能だったということだ。
Apple Payに登録したときのロゴでQUICPayと判断していたが、実はQUICPay+だった。