クレジット

Apple Payの対応カードとは? Visaブランドは利用できないの?

2016年9月8日(木)に発表のあったiPhone 7に搭載されるApple Payだが、Suica搭載で騒がれている。しかし、クレジットカードの利用については非常に複雑で、各社のニュースリリースを見ても良くわからない状態だ。

例えば、Apple Payのサイトを確認すると以下の様なロゴがある。

Apple Payの対応カードとは?こちらを見る限り、国際ブランドはAmerican Express、JCB、Mastercardであれば利用できると感じるだろう。しかし、楽天カード(JCB)や楽天カード(Mastercard)などは非対応となっており、Apple Payを利用することはできない。

また、American Expressのロゴもあるため、アメリカン・エキスプレス・カードを利用しようと考えても対応していない。現時点でAmerican Expressブランドを利用できるのは、クレディセゾンが発行するAmerican Expressブランドのカードのみとなる。プロパーカードが対応しておらず、提携カードが対応しているというのは上記からは判断できないだろう。

では、JCBが発行しているクレジットカードはどうだろうか? アメリカン・エキスプレス・カードが利用できないのであれば、JCBオリジナルシリーズなどのカードも利用できないのかと問い合わせたところ、JCBオリジナルシリーズなどのJCB発行カードは対象となっているようだ。以下のように変えたほうがわかりやすいかもしれない。

Apple Pay対応のイシュア

さらに、最初の画像では、Visaブランドが対応していないように見えるが、オフラインで利用する際にはVisaブランドも利用できるようだ。オンラインやアプリでApple Payを利用する際はVisaブランドの利用ができない。つまり、Suicaチャージはアプリでの利用となるためVisaブランドは利用できないが、店頭でApple Payで支払う場合はVisaブランドでも利用できるということだ。

この複雑な仕組みを利用者と店頭スタッフが理解しなければならず、Apple Payは誰でも利用できる便利なツールというわけではなさそうだ。

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ポイ探編集部

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