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JRE POINT(JREポイント)に変わって利便性UP!しかし期間限定ポイントの問題点に注意!

JR東日本が「JRE POINT(JREポイント)」プログラムを開始して半年が経過した。今回は実際に利用して感じた、ポイント制度が変わって良かった点、新たに生まれた注意点について紹介する。

交換必要ポイントも、交換方法も、利便性大幅改善

今まで筆者はアトレクラブビューSuicaカードでアトレポイントを貯め、利用していた。以前は500ポイント貯まると、店舗の入り口付近にある発券機にカードを挿入し、発行日から半年間有効な500円分のアトレ商品券を発券していた。

念のため1度店舗に赴き、在庫を確認してから入り口に戻り商品券を発券。発券処理も4、5枚になると数分を要したため、商品券を利用するときは10分程度余計に掛かっていた。

JRE POINTに変わり、レジで気軽に使えるようになり、ポイント利用時の買物がスムーズに出来るようになった。

また、今まで単純計算で5万円買わないと利用できなかったが、1ポイントから利用できるようになったことでユーザー層も広がったであろう。

期間限定ポイントが新たに追加

JRE POINTのアプリ画面JRE POINTになり、webでのポイント照会サイトも変更になった。アクセスしてみると「期間限定ポイント」の文字が。

アンケートやキャンペーンで期間限定ポイントが付与されるようになったのだ。

定例的なキャンペーンとして、毎月20日?30日に加盟店で1,000円(税抜)以上利用した購入者でJRE POINT 200万ポイントを山分けというものがある。

2週間後にポイント付与。付与から1か月半で期限を迎えるようになっている。

筆者の場合毎月30ポイントほど期間限定ポイントが付与されている。

毎月20?30日の間に開催されるWポイントデーを狙い買物をし、その際単価の安い菓子や、個別包装の旅行用化粧品などを、期間限定ポイントを利用して半額程度にして購入するのが筆者の最近の楽しみになっている。

期間限定ポイントの落とし穴

筆者は期間限定ポイントの期限日の19時にアトレ店内のある化粧品店で買物をした。会計時カードを提示したが、店員の方からポイントについての説明は一切ないまま決済が行われた。

決済後レシートを見ると、期間限定ポイントが残っていると表示されておりポイントに気付くことが出来た。

あと数時間で失効するポイントの案内をなぜ行わないのか、とサービスレベルに不満を感じる買物となった。まだ買物予定があったので、次の店舗ではレシートを見ながら期間限定ポイントのみ利用して買物を行った。

以降、筆者はアトレに入店した際は、かつて商品券を発券していた機械にカードを通し、期間限定ポイントの有無、ポイント数を確認し利用するようにしている。

新しい期間限定ポイントという制度を作ったのであれば、店員が客に適切に案内できるようなシステム・運用を整えないと、ポイントを提供して逆に顧客満足度が下がる結果になりかねない。改善を強く要望する。

なお、JRE POINTのアプリでも期間限定ポイントの確認は可能のため、定期的に確認すると良いだろう。

ちょっとおトクな系列施設の商品券

ポイントの交換方法にも変化があり、系列施設の利用券へも交換できるようになった。

鉄道博物館入館引換券は定価と同価格だが、入館時にオリジナルグッズが入手できる。

また、メトロポリタンホテル、リラクゼ、東京ステーションホテルは、1ポイント1円以上の還元率となっている。

筆者は東京ステーションホテルのバーを利用することがあるため、4,625ポイントを貯めて5,000円の利用券に交換する予定である。


JRE POINTになって利便性が向上した。期間限定ポイントも制度自体はありがたいが、もう一歩、接客レベルを向上させて欲しい。

今後どんな変化があるのか、引き続き利用しながら確認していきたい。

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hirosemari

単身者で収入も支出も限られる中、趣味を満喫するためにポイント・マイルを貯めては国内旅行と買い物を楽しんでいます。ポイントは使って初めて「おトク」が確定するのでどんどん使います。「またポイントでただなの?」と友人に言われるのが喜びです。JALカード TOP&ClubQ、アトレクラブビューSuicaカードの2枚をメインに、ポイント3重取りを心掛けていますが、細かく、複雑になり過ぎないように、少ない手間で「気が付けばまたポイントが貯まっている」という環境作りを心掛けています。読んでくださる方が現実的に実行しやすい情報、判断基準となる情報を提供し、皆さんの豊かなポイントライフのお役にたちたいと思っています。

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