クレジットカード特集 コラム

クレジットカードのおトクな選び方とは…? カードを使いこなせる人は使い分けよう!

よく雑誌では「クレジットカードは2枚に集約して持とう」、「ポイントを集約して貯めよう」という特集が組まれている。

しかし、本当に2枚集約していいのだろうか? むしろ、使いこなせる人であれば、特性に合わせて複数のカードを使い分けるほうがいいのではないかと思っている。

そこで、今回は筆者が考えているカードの選び方を紹介する。

カードを選ぶ上でのポイントとは…?

カードを選ぶ上での重要なポイントとしては以下の4点から考慮する必要がある。

  1. ライフスタイルを把握
  2. 高還元率のカードを選ぶ
  3. 電子マネーにチャージが可能なカードであるかどうか
  4. 交換商品があるか、どのくらいのポイントで交換できるか

以下で、1?4について解説をする。

1.ライフスタイルを把握

カードを使う上で、ライフスタイルを把握しないとおトクにお買い物をしたり、ポイントを獲得することができない。

そのため、まずカードを持つ前に普段どのような場所でお買い物をしているかを把握する必要がある。その上で、5%オフのスーパーでお買い物をすることが多い場合には、その店舗で5%オフになるカードを持つのがベストだということができる。

また、ネットショッピングが多い場合にはネットショッピングで有利になるカードを選ぶことがベストだということができる。逆に特定の店舗でお買い物をすることがない場合には次に紹介する2.の還元率の高いカードを選択することがベストとなってくるだろう。

飛行機の利用が多い場合には、JALやANAのマイルを貯めやすいカードを選択するのも手である。電車の利用が多い場合には、電子マネーのオートチャージをしたいかどうかで選択するカードも変わってくる。自動車の利用が多い場合にはガソリン代の割引額等も検討材料になるだろう。

2.高還元率のカードを選ぶ

なぜ高還元率のカードを選ぶ必要があるかというと、還元率が高いと低い場合よりも早く4.の交換商品のポイント数に達して、交換することができるからである。

ポイントはノーリスクポイントはお買い物すれば確実に貯まり、リスクの観点からも他の金融商品と違いローリスク、リターンも確実にマイナスにはならない。

また、使用できる場所の制限もさほどない。マイナス金利が導入されてから、預金は元本が保証されているものの確実にリターンの利息はゼロに近くなっている。

逆に高いリターンを求めると外貨預金、株式・債券等があるが、逆に元本割れというリスクもある。他にもデパートの友の会や旅行の積立の場合だとリターンは高いが、使用できる場所に制限がある。

3.電子マネーにチャージが可能なカードであるかどうか

電子マネーを使う際にクレジットカードからチャージをして使うと最低でもポイントの二重取りができる。

電子マネーへのチャージのポイント付与を廃止するカード会社も多くなってきているが、1.のライフスタイルと4.の交換商品から考えて合致しているカードであれば、「持つ選択」も手であると考える。

4.交換商品があるか、どのくらいのポイントで交換できるか

ポイントでの交換商品せっかくカードを持っても交換商品が自身の希望と合致していない場合には、無駄になってしまう。

そのため、事前にどのような交換可能商品があるかはもちろん、どのくらいのポイントで交換できるかもカードの入会時点で考えてからカードの申し込みをすることが重要である。

逆に交換希望商品はない、または交換できるポイント数が高いが、スーパーでの5%オフ等カード優待が充実しているためにカードを持つという選択をするのも1つの方法でもある。


今回は筆者が普段実施しているカードの選び方について紹介した。2つに絞らなくても、還元率の高さやポイントや優待を有効に使えるかどうかを重視してカードを選ぶことも1つの方法であると考えているので、参考になれば幸いである。

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kagayakuko

小学生のころからポイントを収集。当時集めていたポイント…サンリオショップ(4店舗)、マクドナルド(4店舗) 高校生になってからはクラブ・オンカード、大学生になってからは小田急百貨店、京王百貨店、メトロポリタンプラザ(現:ルミネ池袋)、ビックカメラ、さくらや、マツモトキヨシの現金専用のポイントカードを所有。 2005年から2010年までの間に在籍していた大手クレジットカード会社の子会社(グループ再編により現在は閉鎖)にて、クレジットカードを所有しはじめ、クレジットカードのポイントやポイントサイトのポイントも収集するようになる。 社会保険労務士、ファイナンシャルプランナー(2級、AFP)、日商簿記2級、ビジネス実務法務検定2級等多数の資格を所有。

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