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SBIゴールドカードはサブカードでも年会費を600円安くできる! 住信SBIネット銀行のランクも3以上確定!

SBIゴールドカードの年会費が2016年6月から改定し、初年度3,000円(税抜)、2年目以降5,000円(税抜)だったものが、初年度から2,500円(税抜)、前年度100万円以上の利用で次年度無料に変更となった。メインカードとして利用している場合は、年会費無料のゴールドカードにすることも可能だろう。

筆者もSBIレギュラーカードを保有していたが、早速SBIゴールドカードに切り替えた。筆者がSBIゴールドカードに切り替えた理由を説明したい。

SBIレギュラーカードも年会費が有料に

SBIレギュラーカードSBIレギュラーカードは、従来年会費無料で還元率が1?1.2%と非常にスペックの高いカードだった。しかし、現在は初年度無料、次年度以降900円(税抜)、前年度10万円以上で次年度無料、還元率も0.4%程度に改悪。サブカードとして保有するには900円(税抜)の年会費がかかり、さらに還元率も悪いため、そのまま保有しておく必要はない。

しかし、住信SBIネット銀行を利用しているのであればサブカードとして活用するのもありだろう。住信SBIネット銀行は、2016年2月からスマートプログラムを開始し、取引に応じてランクが決定、受けられる特典が変わるようになっている。

住信SBIネット銀行のランク別特典は?

筆者が住信SBIネット銀行でよく使うのが他行宛振込だ。住信SBIネット銀行では、他行宛振込手数料無料回数がランク1の場合は1回/月、ランク2の場合は3回/月、ランク3の場合は7回/月、ランク4の場合は15回/月となり、ランク3以上でほぼ無料で振込が可能となる。

このランクを上げる方法として、手っ取り早いのがSBIカードを保有することだ。SBIレギュラーカードの場合は通常ランクに加え+1、SBIゴールドカードの場合は+2となる。

住信SBIネット銀行のランク4SBIレギュラーカードをサブカードとして年10万円使わない場合の年会費は900円(税抜)、SBIゴールドカードをサブカードとして使っている場合の年会費は2,500円(税抜)とその差は1,600円(税抜)。元々、筆者のランクは2(100万円以上入金)だったため、SBIレギュラーカード保有で3を維持していた。SBIゴールドカードに切り替えることでランク4を維持することができるようになる。

ランク4になると、他行宛振込手数料が15回/月まで無料となる他、毎月50ポイント獲得できる。1年間に獲得できるポイントは600ポイントだ。獲得したポイントは、1,000ポイント以上100ポイント単位で1ポイント=1円としてキャッシュバックできる。つまり、ランク4を維持すれば年間600円分のポイントを獲得できる事になるため、SBIレギュラーカードとSBIゴールドカードの実質の年会費の差は、消費税が8%の場合2,700円(税込)?972円(税込)?600=1,128円となる。

SBIゴールドカードの年会費は実質2,100円(税込)

1,128円を高いと見るかは人それぞれだろう。SBIレギュラーカードを保有してランク2またはランク3を維持するか、SBIゴールドカードを保有して、ランク3またはランク4を維持するかは振り込み回数によって検討してみると良い。

住信SBIネット銀行で他行宛振込手数料が15回無料になる

他行宛の振込回数が多い場合は、SBIゴールドカードを保有し、住信SBIネット銀行の通常ランクを2になるようにする。これでランク4を維持すれば、2,500円(税抜)の年会費は実質2,100円(税込)(となり、十分元を取れるだろう。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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