You Are Here: Home » コラム » クレジットカード特集 » リクルートカードプラスの脱落で、高還元率競争が戦国時代に

リクルートカードプラスの脱落で、高還元率競争が戦国時代に

リクルートカードプラスの脱落で、高還元率競争が戦国時代に

2015年8月にリーダーズカード、漢方スタイルクラブカード、REX CARDの還元率改悪が発表された。これにより、リクルートカードプラスがダントツの還元率となり、ぶっちぎり1位となっていた。

しかし、2015年10月頃から異変が起きる。リクルートカードプラスの申込ページが見当たりにくくなり、「終了するのでは?」という噂も出ていた。「リクルートカードプラス」を検索しても、確かにリクルートカードプラスのページが見当たらない。

筆者もJCBやリクルートライフスタイルに問い合わせたところ、「現時点で終了の予定はない」との回答をもらったが、やはり不安であるため、早めの申込を促していた。

やはり不安は的中で、2016年3月15日(火) 11:59でリクルートカードプラスの申込が終了となる。さらに、既存ホルダーにも改悪が通知され、2016年9月16日(金)以降のnanacoチャージ分、モバイルSuicaチャージ分にポイントが付与されなくなる。

還元率が高いカードは結局どれになるの?

では、メインカードとして利用する高還元率カードはどのカードを選べばよいのだろうか? 既存リクルートカードプラス保有者はそのまま利用すれば良い。理由はnanacoチャージ、モバイルSuicaチャージは改悪があるが、それ以外のサービスは継続となるためだ。もし、まだ保有していない場合は2016年3月15日(火)までに申し込もう。

次に、2016年3月16日(水)以降に申込むクレジットカードはどれが良いのか。結局、ジャックス関連のREX CARD、漢方スタイルクラブカードになるだろう。Gポイントへの交換を考えると、エクストリームカードも候補になる。

漢方スタイルクラブカード、REX CARD、エクストリームカード比較

年会費も考慮すると、年間利用額が30万円から50万円未満はエクストリームカード、50万円から120万円未満はエクストリームカードかREX CARD、120万円以上は漢方スタイルクラブカードを選ぶと良い。

エクストリームカードかREX CARDかの選択は、Gポイントへの交換かJデポへの交換の違いだ。使い勝手が良いのはREX CARDのJデポだろう。エクストリームカードでもJデポへの交換メニューがあるが、この場合の還元率は1.25%となるためおすすめできない。

ANAマイラーやAmazonギフト券を利用したい場合はエクストリームカードを選ぶと良い。Gポイントは495Gが500円分のAmazonギフト券へ交換でき、Gニュース受信設定すると490Gが500円分のAmazonギフト券となるため、1.5%以上の還元率となる。

また、エクストリームカードとソラチカカードを組み合わせるとANAのマイル還元率が1.35%となる。

nanacoチャージ用のカードは?

nanacoチャージ用のクレジットカードとしては、年会費無料のリクルートカード(還元率1.2%)、楽天カード(JCB)(還元率1%)、Yahoo! JAPANカード(JCB)(還元率1%)が候補となる。ANAマイラーの場合はECナビカードプラスも検討しよう。ただし、これらのどれかのカードがnanacoチャージをやめた時には、他のカードも続く可能性は高い。

したがって、安心できるカードとしてはセブンカード・プラス(還元率0.5%)となる。nanacoもセブンカード・プラスもセブン・カードサービス発行のため、これ以上の安心材料はないだろう。

東京都の場合は都税をクレジットカードで納付が可能だ。その場合、リクルートカードプラスでnanacoにチャージせず、直接クレジットカード納付をするという選択肢もある。住民税(都民税)に関しては、クレジットカードでの納付ができないため、ふるさと納税をクレジットカード払いしておくと良いのではないだろうか。

漢方スタイルクラブカード、REX CARDについては1.75%から1.5%への改悪となったが、ジャックスとしては「おそらく乗り換えはそれほどないだろう」と考えていたはずだ。しかし、実際は多くのユーザーがリクルートカードプラスに乗り換えたため、リクルートライフスタイルが支えられなくなった。結局、リクルートカードプラスの終了となり、漢方スタイルクラブカードやREX CARDが勝利した形となった。

おそらく、ジャックスがここまでの流れを考えて改悪したわけではないと思うが、自社のカードの改悪により、還元率No.1を奪い返すことができたことになる。

About The Author

菊地崇仁

1998年に法政大学工学部を卒業後、同年日本電信電話株式会社(現NTT東日本)に入社。社内システムの開発、Lモードの料金システム開発、フレッツ網の機器検証等に携わり2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。2006年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年3月代表取締役に就任。ポイント探検倶楽部に掲載されているポイントは約230種類。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られる。 三児の父であり家計のやりくりをすべて担当。ポイントのみならず、クレジットカードや保険なども守備範囲で、近年は投資にも挑戦している。 45枚のクレジットカードを保有し、約70万円の年会費を支払っている。一般カードからプラチナカード等のプレミアムカードを実際に保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。すべてのカードを利用し、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中だ。

Number of Entries : 397

© 2013 ポイ探

Scroll to top