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Diners Club INTERNATIONALのロゴが微妙に変わっている

古いダイナースクラブカードと新しいダイナースクラブカードを見比べていたら、ロゴが変わっていることに気がついた。

初代のロゴと2代目のロゴは大きく異なるため、すぐに気がつくはずだ。色は濃い青から薄い青に変わり、フォントも異なる。InternationalとINTERNATIONALの違いもあるため、間違い探しとしては初級だろう。

初代ロゴ 2代目ロゴ 現在ロゴ
初代Diners Club Internationalのロゴ 2代目のDiners Club INTERNATIONALのロゴ diners-3
初代Diners Club Internationalロゴ 2代目Diners Club INTERNATIONALロゴ 現在のDiners Club INTERNATIONALのロゴ

では、2代目と現在のロゴはどこが違うのだろうか? フォントも同じで色も同じ。違いは、円の影なのか円柱のように見える箇所が短くなっている(青の面積が小さくなっている)ところだ。

現在のロゴは、シティカードから三井住友トラストクラブに変わったタイミングで変更されたのだろうと思っていたが、2015年7月に発行されたカードは現在のロゴとなっている。つまり、それ以前から現在のロゴが使われているということだ。

ちなみに、2014年10月に発行されたカードは2代目のロゴとなっているため、2014年10月から2015年7月の間に変更されたのだろう。

もう少し調べるため、eステートメントのロゴを確認した。それによると、2015年1月20日発行のものは2代目ロゴ、2015年2月22日発行のものは現在のロゴになっているため、その頃にロゴが変更となったということだ。

初代のロゴから2代目のロゴに変更されるときにはロゴ変更のアナウンスがあったが、現在のロゴに変更される際にはアナウンスは無かったはずだ。ちょうど、2015年2月頃にシティカードの売却の話が出ていた頃であり、何らかの理由で影の部分なのか円柱部分が短くなったのだろう。

ロゴを変更した理由は不明だが、このまま行くと3次元っぽいロゴが2次元のロゴになってしまうのではないだろうか。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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