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ひと手間かけるだけ!コンビニでおトクなのは○○カード!! 還元率4.8%も

2015年5月31日

全国で5万店舗を超え、もはや社会全体のインフラと言っても過言ではないコンビニエンスストア。読者の中にも頻回に利用される方は多いと思う。常にポイントを意識しているポイ探ユーザーの場合、共通ポイントカードは財布に入っているものと思うが、ここにもう1枚カードを追加するだけで日々のコンビニ利用が更におトクになる。今回はその方法について解説したいと思う。

1.用意するカードは『QUOカード(クオカード)』

景品や贈答用、あるいは株主優待のギフト券代わりにも用いられることの多いQUOカード。このQUOカードはコンビニで普通に購入することができる。購入にはポイントが付かないが、5,000円で5,070円分の、10,000円で10,180円分のQUOカードが購入できるのだ。

QUOカードには有効期限が無いので、コンビニをよく利用するのであれば10,000円分購入してしまうのがいい。これだけでコンビニ利用は常時1.8%還元になる。これは「漢方スタイルクラブカード(還元率1.75%〜2%、年会費初年度無料、2年目以降1,500円+税)」を上回り、「リクルートカードプラス(還元率2.0%、年会費2,000円+税)」に肉薄する還元率だ。ファミリーマートではTポイント、ローソンではPontaポイント、サークルKサンクスではRポイントの各共通ポイントも別途加算されるため、2.8%の還元率となる。

2.QUOカードはnanacoを用いてセブン-イレブンで購入する

単純に購入するだけでも十分おトクなQUOカードだが、ここはもうひと手間かけておトク度アップを狙いたい。QUOカードの購入は原則現金なのだが、セブン-イレブンに限り、nanacoで購入することが可能だ。セブン-イレブンにとってnanacoは『自社通貨』とも呼べるもので、セブン-イレブンにおいてnanacoで支払えないのはnanacoチャージくらいである。何とnanacoギフトすら買えてしまうのである(この意義については後日また解説したいと思う)。もうお分かりの通り、nanacoで買えるということはチャージでポイントが貯まるクレジットカードを利用してポイントを二重・三重に取ることができるのだ。

3.チャージに適したクレジットカードは?

もうこれはQUOカードの購入に限らず、nanacoチャージにはどのカードが適しているか? という普遍的な話題になる。2015年5月までであれば1.75%のキャッシュバックが受けられる漢方スタイルクラブカードが適任であったが、残念ながら6月からはnanacoチャージのポイントは0.25%に改悪されてしまった。

今後は『どの共通ポイントを軸に自分の消費が動くか』でクレジットカードを決めると良いと思う。Pontaポイントを貯めたいのであれば「リクルートカード」(年還元率1.2%、年会費無料)(利用額が多いのであれば「リクルートカードプラス」)、Tポイントを貯めたいのであれば「Yahoo! JAPANカード(JCB)」(還元率1.0%、年会費無料)、楽天スーパーポイントを貯めたいのであれば「楽天カード(JCB)」(還元率1%、年会費無料)がお勧めだ。

4.セブンイレブン・ミニストップの買い物では注意が必要

コンビニでの買い物は基本的にはQUOカードを用いるのがおトクだが、セブン-イレブン・ミニストップでは注意が必要だ。各コンビニではセールの商品を値引きする代わりにボーナスポイントという形で還元していることが多い。

ローソン・ファミリーマート・サークルKサンクスではポイントカードの提示でボーナスポイントがもらえるが、セブンイレブン・ミニストップではそれぞれnanaco・WAONでの決済が条件になっている。セブン-イレブン・ミニストップでは、ボーナスポイント対象商品はnanaco・WAONで支払い、それ以外の商品はQUOカードで支払うとポイントのロスが無く利用できる。


今回の記事ではQUOカードを用いておトクにコンビニを利用する方法について解説した。QUOカードは有効期限が無く、コンビニ以外にもガストやマツモトキヨシなどで使えるため、財布に常備しておいて損は無い。今後消費税が10%に増税される予定だが、ポイントを上手に使えば増税分を吸収することも十分に可能だと筆者は思っている。

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tidaliathan

クレジットカード、電子マネー、ポイントカード、マイレージプログラムが理由もなく好きです。知識とデジタルデバイスを駆使してより満足度の高い支出をすることをモットーとしています。クレジットカードは10枚以上使用していますが、メインで使っているのはコスト・ベネフィット比に優れる(と思っている)セゾンプラチナカードとソラチカカードです。ステータスマッチ、バイマイル、株主優待なども守備範囲です。

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